中学受験算数の良問・難問・基本問題

プロ家庭教師が中学入試の算数の問題とその解法を紹介していきます。

関大一中2018年(角度ー★☆☆☆☆☆)

関西大学第一中学 2018年度】

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~解説~

『ブーメラン型』などと呼ばれる形です。

この形における角度の法則は、中学受験算数では基本項目です。 

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この形では、『A+B+C=E』が常に成り立ちます。

理屈としては、四角形の内角の和は360°なので、

A+B+C+D=360°

また、1周は360°なので

E+D=360°

よって、A+B+C=Eとなります。

 

本問に戻りましょう。

55°+31°+43°=129°

 

本問では、この法則を知らなくても求めることができます。しかし、この法則からしか求められない応用問題もあるので必ず押さえておきましょう。

 

 

重要度【★★★★★★】

難易度【★☆☆☆☆☆】

 

 

by カエレバ
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