洛南高附中2014年(面積図ー★★★★☆☆)
【洛南高等学校附属中学 2014年度】
~解説~
条件を式に表すと、
[ウ]×[エ]=([ウ]+4)×([エ]-1)=([ウ]+9)×([エ]-2)
となりますね。
この様な条件にうってつけの解法が『面積図』です。
[ウ]×[エ]=☆
([ウ]+4)×([エ]-1)=☆
([ウ]+9)×([エ]-2)=☆
という3つのかけ算の式を、
[たての長さ]×[横の長さ]=[長方形の面積]
という公式に置きかえて考える方法です。
3つの長方形を重ねて描くと、下図の様になります。
ここで、それぞれの部分の面積を、下図の様にA~Fで表しましょう。
このとき、
AとBは、縦の長さも横の長さも同じ長方形なので、その面積も等しくなります。よって、
A=B
Dは縦の長さが1で横の長さが4の長方形なので、その面積は、
D=1×4=4
EとFは、縦の長さが同じで横の長さがそれぞれ4と5なので、その面積の比は、
E:F=4:5
以上を図中に書き込むと、下図の様になります。
ここで、最初の条件を思い出しましょう。
元の3つの長方形は、全て面積が等しいのでしたね。
[ウ]×[エ]=([ウ]+4)×([エ]-1)
なので、
A+A+C=A+C+4+④
よって、
A=④+4
と表すことができます。
また、
([ウ]+4)×([エ]-1)=([ウ]+9)×([エ]-2)
なので、
(④+4)+C+4+④=C+④+⑤
よって、
④+8=⑤
よって、
①=8
と分かりました。
④+4=36
36÷1=36・・・[ウ]
④=32
32÷4+1+1=10・・・[エ]
重要度【★★★☆☆☆】
難易度【★★★★☆☆】
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