西大和中2015年(平面図形ー★★★★☆☆)
【西大和学園中学 2015年度】
~解答~
まずは図中に情報を書き込んでいきましょう。
「AE+CD=DE」という条件をどう使うかがポイントですね。
長さに関する数値が一切与えられていないので、式上で処理するというのは無理がありそうです。
こういうときは、図形上で処理することを考えることになります。
現状では、辺AEと辺CDは離れているので、「AE+CD」、つまり辺AEと辺CDの長さの和は何の意味も成しませんね。
そこで、補助線を引いて、「AE+CD」の長さが出来るような図形を作ってみましょう。
辺ABの延長線上に、AE=AFとなるような点Fをとったのが上図です。
このとき、△AEDと△AFDは、
AE=AF
∠EAD=∠FAD
AD=AD
となっているので合同です。
よって、
FD=ED=●+■
と分かりますね。
四角形ABCDは長方形なので、CD=BAです。
よって、
AE+CD=AF+BA=FB=FD
となり、△FBDは二等辺三角形と分かります。
あとは、簡単な角度の処理だけですね。
∠BFD=180°ー51°×2=78°
△AFDと△AEDは合同だったので、
∠AED=∠AFD=78°
∠ADE=180°ー(90°+78°)=12°
重要度【★★☆☆☆☆】
難易度【★★★★☆☆】
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