中学受験算数の良問・難問・基本問題

プロ家庭教師が中学入試の算数の問題とその解法を紹介していきます。

四天王寺中2011年(約束記号ー★★☆☆☆☆)

四天王寺中学 2011年度】

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~解説~

(1)

94849+4+8+4=252+5=7 

となるので、2回

 

(2)

まずは、3つの数字を足して5になる組み合わせのパターンを考えます。 

0も使えることに注意しましょう。

5=5+0+0

5=4+1+0

5=3+2+0

5=3+1+1

5=2+2+1

の5パターンです。

自分なりの書き出す順番のルールを決めて、その通りに見つけていきましょう。思い付いたものから書き出していくのは厳禁です。

さて、次は、これらのパターンの並び替えを考えます。

3桁の数字なので、百の位には0はこれないことに注意しましょう。

(5,0,0)⇒1通り

(4,1,0)⇒2×2×1=4通り

(3,2,0)⇒2×2×1=4通り

(3,1,1)⇒3通り

(2,2,1)⇒3通り

よって、1+4+4+3+3=15個

 

(3)

▢▢▢▢▢▢▢

1桁になると終了なので、上の様になればよいですね。

2番目の数字が最も大きくなるのは、

9999+9+9=27

よって、2番目の数字は10~27です。

この中で、3番目の数字も2桁になるのは、19だけです。

よって、1回の操作で和が19になる3桁の数字の個数を求めればよいですね。

まずは、3つの数字を足して19になる組み合わせのパターンを考えます。

19=9+9+1

19=9+8+2

19=9+7+3

19=9+6+4

19=9+5+5

19=8+8+3

19=8+7+4

19=8+6+5

19=7+7+5

19=7+6+6

の10パターンです。

これらのパターンの並び替えは、

(9,9,1)(9,5,5)(8,8,3)(7,7,5)(7,6,6)⇒3通り

(9,8,2)(9,7,3)(9,6,4)(8,7,4)(8,6,5)⇒3×2×1=6通り

よって、3×5+6×5=45個

 

 

(1)

重要度【★★★★★★】

難易度【★☆☆☆☆☆】

(2)

重要度【★★★★★★】

難易度【★★☆☆☆☆】

(3)

重要度【★★★★★☆】

難易度【★★★☆☆☆】

 

 

by カエレバ
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